塩を使った民間療法

昔から人々の体験を通して伝えられてきたものに民間療法がある。塩の活用もその一つだ。

 例えば、歯槽膿漏には人さし指に粗塩をつけて歯茎をマッサージするといい、頭痛は額に、歯痛は歯に塩をぬるのがいい。また、腰痛には熱した塩を袋(塩袋)に入れて痛む箇所に当てる。切り傷を負ったら、一つまみの塩をツバで湿らせ、切り口にすり込むと止血する。熱が出たら布に塩をくるんだ塩枕をすると熱が下がる。登山中など急な腹痛に襲われたら、温かい岩石に塩をぬって局部にあてると効果的、等々、塩の効用についてはさまざまに伝えられている。

 そのような民間療法をいざというときに実践するのも、塩を使った健康法の一つに入るだろうが、いま、自然塩を用いた健康法として注目されているのが「自然塩洗い健康法」、通称、塩浴である。

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